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SUGIMOTO
Hiroshi

杉本 博司

杉本博司は、日本写真家。東京及びニューヨークを活動の拠点としている。作品は厳密なコンセプトと哲学に基づき作られており、照明や構図や現像といった写真の制作過程における技術的側面も評価されている。

1976年に「ジオラマ」シリーズを制作して以降、「海景」「劇場」「ポートレート」「陰翳礼讃」「建築」など、今日まで制作が続くシリーズを発表し続けており、一貫して個人の存在を超えた時間の積み重なりや流れをとらえるためのコンセプトや方法を模索している。

特に「海景」は2008年のオークションにおいて約1億円で落札されており、日本の写真家・現代アーティストの第一人者といえる。

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